伊東市の議会のこと(キッズページ)
市議会ってなに?
市議会の役割
伊東市のまちを、より暮らしやすくするためにはどうしたらいいでしょうか。
クラスのことをクラス全員で話し合って決めるように、伊東市に住んでいる人みんなで意見を出し合って考えるのが一番いい方法ですが、64,000人もいる伊東市の人全員が集まることはできませんし、意見もまとめられないでしょう。
そこで、選挙によって市民の中から代表者を選び、会議を開いて話し合い、いろいろなことを決めています。その代表者が「市議会議員」や「市長」で、話し合いをするところが「議会」です。
市議会は、住みやすいまちをつくるためにどんなことをしたらよいか、相談して決めるところです。
市議会の仕事
市民の皆さんに変わって、要望や意見を市の仕事に反映させるため、主にこんなことをしています。
●市の重要なきまり(条例)を決めたり、改めたりしています。
●市が仕事をするためのお金の使い道(予算)を決めたり、そのお金が正しく使われて
いるかどうかを調べます。
●市の仕事が正しく行われているかを調べます。
●国や県などに対して、「こうしてほしい」という意見を出します。
市のきまりやお金の使い道の提案を「議案」と言います。
本会議
議員全員が集まって話し合う会議を「本会議」といいます。
伊東市のきまり(条例)で、本会議は1年に4回開くことになっています。
これを「定例会」といいます。
また、急いで決めることがあるときも本会議を開くことができ、これを「臨時会」といいます。
委員会
議会では、たくさんの議案が出されて話し合いをします。でも、議員が全員で議案についてくわしく話し合うと、たくさんの時間がかかってしまいます。
そこで、話し合う議案の内容によって議員をグループにわけて、グループごとに会議を開くことにしています。
これを「委員会」といいます。
市議会議員と市長
市民の代表者(市議会議員や市長)は、選挙による投票で選ばれます。
18歳になれば選挙で投票することができます。
また、25歳になれば市議会議員や市長になるために、選挙に出ることができます。
選挙で選ばれたあと、議員や市長として活動できる期間は4年間です。市長は1つの市に1人ですが、議員の人数は条例で決められており、伊東市の場合は20人となっています。
議長と副議長
本会議では、話し合いをスムーズに進めるために、議員の中から代表者を選び、進行役をしてもらいます。これが「議長」です。
議長は市議会の代表であり、議員の意見をまとめたり、市議会を代表していろいろな会議や行事に出席したりします。
また、議長が病気や出張などでいないときに、議長の代わりをするために選ばれている人が「副議長」です。
どんなふうに会議をするの?
市議会は通常1年に4回開かれます。
基本的な流れは、次のとおりです。
1 議案提出
●市長や議員が、予算や条例などの議案を提出します
↓
2 本会議
●なぜその議案を出したのか、説明されます
●議員は、議案について質問します
●議案を委員会にふりわけて話し合うことにします
↓
3 委員会
●議案や、市がおこなっている仕事について議員が質問し、市の職員が答えます
●委員会としての話し合いの結果をまとめ、議案に賛成か反対かを多数決で決めます
↓
4 本会議
●委員会の委員長が、委員会での話し合いの結果を全議員に伝えます
●議員が、なぜ議案に賛成するのか、反対するのか、意見を述べ合います
●議案に賛成か反対かを、多数決で決めます
↓
5 議会で決まったことをもとに、市が仕事を進めます
市議会の会議を見ることはできるの?
実際に、議場や委員会室に入って、本会議や委員会の様子を見ることができます。
これを会議を傍聴するといいます。
伊東市議会の様子は、インターネットでも見ることができます。
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議会事務局
〒414-8555
静岡県伊東市大原2-1-1
電話番号:0557-32-1981
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更新日:2025年05月21日